今年も無事、発売日に購入することができました!
毎度お疲れ様です、バレルです。
2023年9月、毎年恒例の時期がやってきましたね。
今年は例年に比べ当日ゲットがかなり怪しかったですが、何とか運よく購入&当日ゲットすることができました。
iPhone12→13→14と2年連続、サイズ感の好みでProモデルを購入していましたが、今年はPro Maxを選んでみました。
まあ大した理由でもないのですが、その理由や開封レビュー、ファーストインプレッションについて少しまとめたいと思います。
今年はiPhone 15 Pro ではなくPro Max をなぜ選んだか
まず私が普段どのような用途にiPhoneを使っているかというと、趣味の旅行先での動画や写真撮影が大きな割合(40%~)を占めており、他には通勤時のYouTube視聴(20%)、Kindleでの読書(10%)、あとはSNS(10%)といったところです。
以前はスマホに加え、コンパクトデジカメか一眼カメラを持って旅行に行っていましたが、今ではほぼiPhoneのみといった感じで、なるべく綺麗に映像を残したいために結果として毎年新しいiPhoneを買ってしまっています。
画質に関しては、ブラインドテストしたら絶対見分けがつかないだろうな・・・と思いつつも、やはり新機種は魅力的であり、リセールバリューも高いのでこのような状態が数年続いています。
iPhone 15 Pro Max のみ光学5倍ズーム搭載
iPhone14シリーズは、Pro とPro Max のカメラ性能に違いが無く、迷わずいつも通りPro を購入。
ただ今年は、Pro とPro Max のカメラに相違点が出ましたね。
それが望遠カメラのズームが、「Proが3倍」「Pro Max が5倍」と異なったことです。
自分の場合ですが、旅行に行くと意外にズームを使うことが多く、光学5倍ズーム搭載というのはiPhone初ですしとても魅力的に感じました。
大きいサイズの6.7インチディスプレイ
2023年に入りコロナの影響も大きく変わり、海外旅行も去年に比べるとだいぶと行きやすくなりました。
今年に入り久しぶりに海外旅行に行くことができ、その時に役立ったのがiPhoneを使ったフライト中の暇つぶし。
好きな映画や本をiPhoneに何本か入れて持っていくだけで、機内での快適度が大きく変わってきます。
基本的に格安のLCCを使ってフライトすることが多いのでモニターなんていうものはなく、暇つぶし手段は限られてきます。
これから少しづつでも増やしていきたい海外旅行なので、大画面のiPhoneは迫力があって良いかなと考えました。
バッテリー容量も大きくなるのは魅力
iPhone本体のサイズが大きくなれば、画面サイズに合わせてバッテリー容量も増えます。
ビデオ再生時間についてはAppleのページを見てみると、「Pro が23時間」「Pro Max が29時間」となっています。これはiPhone14シリーズのPro と Pro Max の再生時間と同じ時間です。
動画再生に限らず、普段使いにしてもバッテリー持ちがよくなるのは非常に魅力的ですね。
特に私の場合は旅行先で街歩き動画を何本も撮影するので、結構な勢いでバッテリーを消耗します。
なので基本的にモバイルバッテリーは必須となりますが、Pro Max を選ぶことで少しは長持ちして楽になるかな?と思っています。
チタニウム素材採用でそれぞれ「19g」軽量化
Pro Max を選ぶにあたり、気になったのがやはり重量。
これまでPro ばかり選んでいたのは、やはりその重さからでした。
今使っているiPhone 14 Pro ですらスペック上は「206g」とずっしりとした感覚があります。ちなみに14 Pro Max で「240g」となっています。
これが今回のiPhone 15 シリーズではPro が「187g(-19g)」、Pro Max が「221g(-19g)」とある程度軽くなっているのがわかります。
いえ、この小さな精密機器の塊をたった「1g」でも軽くするのは本当に大変なはずです。
素材を変えて工夫した結果、これだけ軽くなったのは相当凄い事なのでしょう。
実際にiPhone 15 Pro Maxを持った感じは、全然いけるやん!というのが正直なところ。
iPhone以外にも大画面の安いandroidスマホもサブで持っているので、その大きさと重さに知らずに慣れていた。というのが正解かもしれません。
ストレージ容量について
最初にも書きましたが、iPhone12シリーズから14まではPro モデルの512GB容量のものを買い続けていました。
旅行先での容量不足を少しでもなくすため、そして程よいサイズで長時間持っていても苦にならないと感じていたためです。
ただ14Pro を使っていて、意外に簡単に外付けのUSBメモリにデータをコピーできることを知りました。
確かにひと手間いりますが、ストレージ容量を256GBから倍の512GBにするだけで+30,000円が必要になります。
円安のせいもあり、Pro モデルは去年のものより1万円アップしており、15 Pro Max の512GBでは219,800円という価格に。
少しの手間で容量の問題も解決できることも知れたので、今年は256GBを選びました。
開封と外観について
さっそく開封をしてiPhone 15 Pro Max を見ていきましょう。
去年と同じような少し凹凸のある化粧箱で、デザインはいつもながら不思議な柄。
砂で書いたような模様になっています。
同梱のアクセサリー
まずは簡単に同梱物から見たいと思います。
iPhone本体を箱から取り出すと、いつも見る組み合わせが出てきました。
上部に入っているものはいつも通りシンプルな内容物となっており、SIMピン、ステッカー1枚、簡単な説明書のみです。
ただUSB-Cケーブルについては、去年のモデルに付属していたライトニングケーブルの素材から変更されており、触るとザラツキを感じれる少し太めのケーブルになっています。
以前の物よりなんとなくですが、耐久性がありそうにも感じれます。
iPhone 14 Pro に付属していたライトニングケーブル(左側)と比較するとこうなります。
ただ私は付属のケーブルはいつも使わないので、このケーブルはそのまま保管するつもりです。
チタニウム素材を使った iPhone 15 Pro Max 本体
今年は少し気分を変えて「ホワイトチタニウム」を選びましたが、これがなかなかいい感じ!
いつもはブラックなど、締まった暗めの色が好きで購入していましたが、ホワイトも爽やかで素敵です。
ちなみにApple Storeで受け取ったときに少しスタッフさんと話をしましたが、今年は「ナチュラルチタニウム」が一番人気の色のようです。
確かにチタンをイメージするとあのシルバーっぽい色が私も出てくるので、素材を一番感じれる色が人気なのかもしれませんね。
本体背面のデザインはAppleのりんごマークのみ!相変わらず美しい・・・。
背面色については、表現が難しいですが「パールホワイト」が近いかなぁ、と感じました。
フロントは今年もダイナミックアイランドを搭載。
上の写真はすでにガラスフィルムを付けた状態になります。
14Proに比べ、15Proはベゼルが狭くなったようですが、横に置いて比べると確かにそうかもな、という感じ。
私の持っている14Proが「スペースブラック」なので、ベゼルとフレームが同じ色で非常に分かりにくいのは確かです。
iPhone15 Pro Max の外観全周
カメラ回りについて
まずはカメラから。
この3眼カメラの盛り上がっている「島」の大きさですが、手元のメジャーで計ってみると、横幅は14Proも15ProMaxも38mmと同じサイズでした。
縦に関しては、14Proが39mmで15ProMaxが38mmと微妙にサイズが変わったようです。
15の方が少し大きくなっているだろうと思っていましたが、この結果は少し意外でした。
Appleの説明によるとメインカメラはこちらで、スペックとしては以下になります。
48MPメイン:24mm、ƒ/1.78絞り値、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正、100% Focus Pixels、超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応
※メインカメラのみレンズフレア防止加工
続いて超広角カメラはここ。
12MP超広角:13mm、ƒ/2.2絞り値と120°視野角、100% Focus Pixels
最後に望遠カメラは右側のカメラになります。
12MPの5倍望遠:120mm、ƒ/2.8絞り値、3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正とオートフォーカス、テトラプリズムのデザイン
今回はカメラに関しては大きな進化はなかったように感じますが、iPhone 15 Pro Max のみ5倍の望遠カメラを搭載しています。
個人的にはこの望遠5倍になることでどれくらい違いが出てくるのか、そしてメインカメラに付いたフレア防止加工により、ゴーストの写り具合がどの程度軽減されているのかが非常に気になっています。
またこの辺は撮影した写真の比較を追記したいと思います。
15シリーズはエッジに丸みがついて持ちやすくなったと聞いていましたが、確かに14Proと持ち比べると、確かに優しく持てるようになっているのがわかります。
ただ私は普段ケースを必ずつけて使うので、この恩恵を受けることはできなさそうです。
最新のiPhoneを落としても傷がついても気にならない、そんな使い方をいつかはしてみたいものですね(笑)。
15ProシリーズはiPhone初のチタニウムボディですが、触った感触はサラサラとしていて非常に質感は高いです。
14Proはステンレススチール素材のため、本体側面は光沢があり指紋が非常に目立つものでしたが、チタニウムの場合はそれがほぼ無く気にならないので、とても気に入りました!
次に天面はこのようになっています。
カメラ側に線が1本入っているのみです。
次に画面正面右側は電源ボタンのみとなっています。
USB-C端子について
そして本体下部は、スピーカーと待望のUSB-C端子が付いています。
15ProシリーズのUSB-C端子について、Appleの「iPhone 15 の USB-C コネクタで充電および接続する」と書かれたページにある「ほかのデバイスに接続する」の項目を見てみると、
とあります。
てか「USB 32 」って初めて見た表記だけど何なん?と調べてみたら、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)を指しているようです。
参考にしたのはPC Watchのこちらのページ。
直接「USB 3.2 Gen 2」とは書かれていませんが、転送速度の比較によりこの規格が採用されている。という非常に分かりやすい説明でした。
そもそも購入時に付属していた、iPhone 15 Pro Max のUSB-Cケーブルはなんと「USB 2.0対応品」ということで、これでは転送速度を最大限生かせません。
フルスペックで使うには、別のケーブルを買ってね!っていう事。(いや、マジかぁ・・・)
元々私は付属のケーブルは使わない予定だったものの、さすがにそこは頑張って欲しかったなぁと感じてしまいます。
別で購入するにしてもUSB Type-Cケーブルについては、かなり複雑な規格や性能が混ざり合っていると感じています。なのでどのケーブルを買えば充電も早く通信もMAXで使えるのか、良く調べて購入する必要がありそうですね。
またケーブルについては、最終的に購入したものを別記事で紹介しようかと思っています。
新機能のアクションボタン
最後に正面左側ですが、こちらはSIMトレーに音量ボタン2つ、そして15Proシリーズから変更となった「アクションボタン」があります。
去年までは、ここにはマナーモードを切り替えるスイッチが付いていましたが、15Proシリーズはここが「アクションボタン」になりました。
ボタンに割り振れる内容としては「消音モード、集中モード、カメラ、フラッシュライト、ボイスメモ、拡大鏡、ショートカット、アクセシビリティ、アクションなし」の中から選んで活用ができます。
まだ詳しく設定を触っていないのでなんとも言えませんが、私の場合、基本的には「消音ボタン」かよく使う「カメラ」として割り振って使うことになるでしょう。
可動部(スイッチ)がなくなったことで、以前に比べてゴミが溜まりにくそうなのはシンプルに好印象です。
iPhone 14 Pro と iPhone 15 Pro Max の外観比較
去年モデルのiPhone 14 Pro (スペースブラック)との比較のため何枚か写真を撮ってみました。
背面とカメラ部ですが、同時に見ると14Proの方がカメラ部が大きく感じてしまいます。
スマホ本体が小さいからカメラ部が余計目立つのかな?
しかしiPhoneのクオリティは本当に高いですね。(お値段も高いですが・・・)
14Proのステンレススチールはそれはそれで、光沢もありこちらのデザインが好きな人も多いと思います。
賛否両論ある3眼カメラですが、私は工業製品としてそれを含めてもシンプルに美して完成されたデザインだと感じています。
サイドの比較は写真では非常に分かりにくいですね。
14Proはブラックなうえ光沢があるので指紋が非常に目立ちやすいですが、15ProMaxはホワイトチタニウムを選んだので、よく見ないと指紋があるのもわかりづらいです。
こちらの15ProMaxの側面は、このようにボタン横に指紋が残ってしまっています。
綺麗に拭いたつもりですが、拭き残しがあったようです。
それでもステンレススチールよりは断然目立ちにくいので、ずぼらな私はこちらの素材の方が合ってそうです(笑)。
カメラ部の出っ張りはほぼ同じですが、やっぱり右の14Proが少し大きく見えてしまいますね。
ちなみにこの上の写真が、15ProMaxのチタニウムと14Proのステンレススチールの質感の違い、光沢の有り無しの感じが反射のせいもあり比較的分かりやすいです。
すこしホコリが多いですが、カメラ部のアップはこんな感じです。
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchmark (V10)
Appleにあるそれぞれの技術仕様と、チップについて調べてみると以下の通りでした。
iPhone 14 Pro (2022.09.16発売) | iPhone 15 Pro Max (2023.09.22発売) | |
SoC | A16 Bionicチップ | A17 Proチップ |
CPUコア数 | 2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した6コアCPU | 2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した新しい6コアCPU |
GPUコア数 | 5コアGPU | 新しい6コアGPU |
ニューラルエンジン数 | 16コアNeural Engine | 新しい16コアNeural Engine |
トランジスタ数 | 160億個 | 190億個 |
製造プロセス | 4nm | 3nm |
A17Proチップは、業界で初めて3nmプロセスを採用して製造されているとの事。
スペックの違いを見ても正直全然わからないので、とりあえず有名どころのベンチマークアプリで計測をしてみました。
iOS17.0.2にバージョンアップして、それぞれガラスフィルムを貼った状態で、熱が逃げやすいようスマホカバーは取り外して行っています。
まずはAntutuベンチマークから。
iPhone 14 Pro (A16 Bionic) | iPhone 15 Pro Max (A17 Pro) |
1,518,739 | 1,591,482 |
Antutuベンチマークでの差を見ると、A16 からA17になって約5%の数値の上昇がみられました。
どちらも150万点を超えているので、現時点では最高クラスのSoCなのは間違いないですね。
Geekbench 6
次にGeekbench6で同様に回してみました。
こちらはCPUとGPUが分かれていたので、まずはCPUの比較から。
そしてこちらがGPUの比較になります。
iPhone 14 Pro (A16 Bionic) | iPhone 15 Pro Max (A17 Pro) | |
CPU Single-core | 2,638 | 2,928 |
CPU Multi-core | 6,950 | 7,356 |
GPU | 22,816 | 27,474 |
CPUのSingleで約11%UP、Multiで約6%UP。GPUは約20%UPという結果になりました。
まとめ
とりあえず今回は、iPhone 15 Pro Max の外観とベンチマークについて簡単にまとめてみました。
また今後は実際の写真や動画の比較、ProMaxサイズをしばらく使った感想を書いていきたいと思います。
他にもこの新しいiPhoneを使うために、ガラスフィルムとケースはすでに購入しておりそちらのレビュー、まだ手元にないですが接続に使うケーブルについても購入して、別で紹介をしたいと考えています。
それではまた!