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【レビュー】CIOのモバイルバッテリーSMARTCOBY TRIO 65Wの紹介

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今回の記事ではスマートフォン用のモバイルバッテリー、CIOの「SMARTCOBY TRIO 65W」を新しく購入したので、それについて詳しくレビューしていきます。

今はAnkerの「PowerCore 13000」を使用しており、購入してから早くも6年が経ちますが、それでもまだ使えている優秀なモバイルバッテリーです。

ただ最近、充電端子が痛んできたのか、カバンに入れてスマホを充電していてもうまく充電できていないことがあり、モバイルバッテリー自体への充電も途切れる現象が出てきました。

きちんとテーブルに置いて動かさずに充電したらどちらも問題ないのですが、持ち歩く場合に少し不便を感じ出ています。

そこで、そろそろ新しいモバイルバッテリーをと探して見つけたのが、今回紹介するCIOのモバイルバッテリーです。

目次

CIOのSMARTCOBY TRIO 65Wを選んだ理由

新しいモバイルバッテリーを選定する中で、いくつかの条件に絞って探していました。

・容量は今のものと同等以上で10,000mAh以上のサイズ

・出力が2ポート以上のもの

・モバイルバッテリーへの充電がType-Cコネクタのもの

・モバイルバッテリーへの充電も急速充電対応のもの

最低条件としてこれらをクリアしているモバイルバッテリーを探していましたが、個人的に大きな信頼があるので本命はやはりAnkerの製品でした。

電源や充電ケーブル、モバイルバッテリーもAnkerでそろえていたので次回もと思っていましたが、たまたまアマゾンでCIOというメーカーの製品が目に留まりました。

モバイルバッテリーや電源関係で前から少し気になっていたのですが、どういう会社か調べてみると日本の大阪の企業が作っているとのこと!

一気に親近感が出てきて、製品自体も見た目はシンプルでスタイリッシュ、商品レビューもなかなか良かったので今回は思いきって、Ankerではないモバイルバッテリーを購入してみることにしました。

サイズに関しては10,000mAhの「SMARTCOBY DUO」と20,000mAh「SMARTCOBY TRIO」の製品がありましたが、最近は車や電車・飛行機で国内旅行に少しづつ行きだしており、旅行時に便利な少し余裕のある20,000mAhを選んでいます。

SMARTCOBY TRIO 65Wの特徴

CIOの「SMARTCOBY TRIO 65W」の特徴ですが、まず出力は3つありUSB-Cx2とUSB-Ax1となっています。

ちなみに「SMARTCOBY DUO」の出力はUSB-Cx2なので、出力端子が2個でDUO、3個でTRIOの名前が付けられていますね。

「SMARTCOBY TRIO 65W」はUSB-C、1口での出力は最大65Wなので、対応するノートPCにも充電できるのが素晴らしい!

基本的に今はスマホやミラーレス一眼の充電にしか使う予定はありませんが、今後ノートPCを使うことがあればこの出力は頼もしい限りですね。

外箱正面に記載されている「Max Output 65W」と、「Total Output 95W」の出力の対応が少しややこしかったので、以下に表にしてみました。

USB-C165W××30W65W×18W
USB-C2×65W×65W×65W65W
USB-A××12W×12W12W12W
合計出力65W65W12W95W77W77W95W

×はUSBに接続をしていない状態を表し、最大出力65Wになる場合と、合計出力が95Wになる場合が出てくるという意味です。

外箱の裏面になります。

出力の表示と、パススルー機能がある事が書かれています。

モバイルバッテリー本体の充電をしながら、対応の機器にも充電ができるという機能です。

いままでパススルー機能のあるモバイルバッテリーを使ったことないですが、これも便利っぽいですね!

こちらが各ポートの組み合わせで書かれた出力仕様になっており、またメーカー保証期間は1年です。

付属品は本体と取扱説明書のみです。

SMARTCOBY TRIO 65Wの外観と付属品

さっそくモバイルバッテリーを見てみます。

中身は非常にシンプルで、先ほども書きましたがモバイルバッテリー本体と取扱説明書のみ。

ネットでの販売ページや外箱裏にも注意書きされていますが、ケースやケーブル類は何も付属されていませんので別に用意が必要です。

モバイルバッテリー本体はマットな仕上がりでさらさらとした手触りで、質感は結構高く感じます。

ただ、本体を手で触ると手についている皮脂が付き、それが結構目立ってしまい気になるかも。

モバイルバッテリー上側は入出力のコネクタのみあります。

IN/OUT表示があるUSB-C1が、モバイルバッテリーへの充電に対応しているコネクタになります。

上下の面に関しては、アルミのような金属製の板でカバーされており、これも高級感を感じる造りですね。

モバイルバッテリー下部には入出力の組み合わせが記載されています。

また「電気用品安全法」の基準をクリアした電化製品に付けられる「PSEマーク」もきちんと付いていますので安心感は高いです。

モバイルバッテリー本体への充電も最大65W対応しているので、電源とケーブルが対応していれば約1.6時間で本体の満充電が可能と書かれています。

20000mAhのバッテリーが1.6時間で満充電って、ちょっと想像できない恐ろしい速さですよね。

ボタン類に関しては、片方の側面にバッテリー残量確認のために1つだけ付いています。

このボタンを押すと、モバイルバッテリーの残量が正面のLEDで表示される細かいギミックも付いています。

モバイルバッテリーの残量表示

ボタンを押すと、このようにドットでバッテリー残量が表示されます。(上の写真は残量77%の表示)

100%充電された状態で、このボタンを押して残量確認をすると結構な勢いで残量が減っていく気がするので、正直残量確認は最低限の利用にしたいですね。

感覚的に数回ボタンを押して残量確認したら1%づつ減っていく感じです。

SMARTCOBY TRIO 65Wの重量とサイズ

外箱には重量約410gと記載がされていますが、一応重さを量ったら399gとなりました。

10gもの重さの違いは一体何でしょうかね。

モバイルバッテリーの大きさは、約149 x 71 x 26mmとなっています。

350mlの缶と比べ横幅はほぼ同じですが、高さが缶よりも一回り高いので、コンパクトとはちょっと言いづらいですね。

やはり20,000mAhという大容量ですので小旅行にはもってこいのサイズですが、普段使いにはちょっと重たくて大きなサイズ感だと感じます。

SMARTCOBY TRIO 65Wの充電テスト

iPhone14Proを使い、電池残量15%の状態から90%までに何分かかるかのテストをしてみました。

条件として「画面輝度50%」「画面は常にオン」「バッテリー充電の最適化はオン」で行っています。

ケーブルに関しては、USB-A to LightningのAU純正品を使いました。

iPhone14Pro
電池残量
SMARTCOBY TRIO 65W
電池残量
スタート時15%100%
10分後23%
30分後40%
60分後65%
90分後84%
103分後(1時間43分)90%77%

USB-Aの出力は最大12Wしかないので、少し時間はかかったものの個人的には十分満足です。

ただせっかく強力な65W出力を持っているので、近いうちにUSB-C to Lightningのケーブルを買って、再度そちらでもテストをしたいと考えています。

モバイルバッテリー側の減りについてですが、100%から77%への減少となっており、単純計算でも3回はiPhone14Proの充電が十分可能だと思います。

まとめ

ということで、今回はCIOのモバイルバッテリー「SMARTCOBY TRIO 65W」を開封してレビューしてみました。

このモバイルバッテリーの性能を100%引き出すことはしばらくないと思いますが、今後を考えても長い間使うことになりそうなモバイルバッテリーだと思います。

ただサイズはどうしても大きいので、普段の持ち運びで考えている人は十分検討を行った方がよいでしょう。

現物を触って見れたらよかったのですが、私の場合はそれをせず購入したので、思いのほか大きく感じ用途が少し限られるか?と少しやっちゃったかも、という感じです。

とにかく大容量なので、次回からの国内旅行には間違いなく持っていくでしょうね!

また65W電源対応のノートPCをお持ちなら、外での利用に心強い補助電源になるでしょう。

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